2009年05月26日

Magical Number Seven

心理学者のGeorge Miller氏が発見したというMagical Number 7±2。短期記憶において、人は一度に7±2(5〜9)までのことしか記憶できないといいます。

世の中はこの規則をうまく利用しています。郵便番号や(市外局番を除いた)電話番号、そして音階もそうです。俳句や川柳の韻律も五・七・五。7というのは人間にとって心地よいリズムを生み出すのでしょう。「マジカルナンバー7」の例をいくつか示すことで、「人間は一度に7つまでなら覚えられるもの」と信じ込ませることもポイントです。

英語指導においては、この「マジカルナンバー7」の規則を上手に使っていきたいものです。ABCの歌は26文字のアルファベットを7つずつ区切って歌にしています。次に曜日がMondayからSundayまで7つです。代名詞もIからtheyまで7種類あります。英文を作るには主語と動詞が欠かせませんが、be動詞の形は原形beや過去分詞形beenを含めると全部で7つあります。

他にも、ぴったり7とはいきませんが、基本事項は大概7±2に収まります。疑問詞は基本的に(what/who/when/where/whose/which/why/how)の8つ。助動詞は中学校で習うのは7つです(完了形のhaveを除き、shallとshouldを別々にカウントしています)。一般動詞の変形は6パターン(do/does/did/doing/done/to do)です。

全くの想像ですが、言語の発達は人間の記憶の限界量が深く関わっているように思います。特に口頭でのコミュニケーションは短期記憶の連続です。記憶量の限界が、単語の種類や語形変化のパターン数に影響していると言っても過言ではないでしょう。
posted by cosa at 02:06| Comment(0) | 英語指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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