2010年04月22日

春夏秋冬と昼夜

春は英語でspring。これを読んでいる方であれば、springには「春」の他に「泉」や「ばね」の意味があることはご存知でしょう。春は地中から上に向かって湧き上がる、跳ねるイメージの言葉です。形容詞vernal(春の)は「青春の」という意味を持ちますが、漢字から察するに日英とも共通のイメージを持っているようです。同名の洗顔石鹸ブランドが有名ですが、人生の春を取り戻そうということなのでしょうね、きっと。Vernal Equinox Dayで「春分の日」となります。また、primavera(春)という外来語もあります。イタリア人画家ボッティチェリの代表作La Primaveraが有名です。

夏はsummer。本日、4月21日は東京で最高気温が25度を越え、今年初の夏日だったそうですが、summmer/summery dayで「夏日」となります。また、estival(夏の)という形容詞があり、hibernal(冬の)の対をなしています。一瞬、festival(祝祭)と関係があるかもしれないと思い調べてみましたが、別語源でした。

秋はfall/autumn。fallは果実が木から地面に向かって落ちる季節だからということで出来た言葉です。autumnの方は語源がはっきりしません。Autumnal Equinox Dayで「秋分の日」となり、autumnal yearsは人生の「中年期」を指す表現になります。

冬はwinter。形容詞wintryは他の語と組み合わせると、わびしさや冷淡さを醸し出す表現となります。wintry smile(冷淡な微笑)wintry greetings(よそよそしい挨拶)という言い方には日本人の私も思わず納得です。hibernal(冬の)hibernation(冬眠)を知っていればすぐ覚えられますね。

昼はday/daytimeで、夜はnight。もしもあなたがdiurnal(昼間の)を知っているなら、なかなかの語彙力を備えてらっしゃいます。diurnalの反意語はnocturnal(夜の)となります。これらの単語に私が最初に出会ったのは『Word Power Made Easy』という単語集だったと記憶しています。ショパンのnocturne(夜想曲)は道理で暗い曲になるわけです。「春分の日」と「秋分の日」に含まれるEquinoxに、夜を意味する語根(-nox)が入り込んでいます。
posted by cosa at 01:32| Comment(0) | 英単語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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