2007年05月30日

国際ビジネスにおいて求められる英語力

大学で教える英語と実社会で求められる英語力との間にギャップがあることは以前からいわれてきました。企業の多くが大学の英語教育に期待していないというアンケート結果もあります。近年は企業側の要望に応えるべく、TOEICの講座を設けている大学が多くなってきました。

個人的な意見としては、ビジネスで必要とされる英語力を鍛えるスタイルの大学があっていいと思うし、一方でアカデミックな英語を追求していくスタイルの大学があってもいいと思うのです。専門分野の英語は社会に出てから学ぶしかないでしょう。そのための英語力の素地をちゃんと鍛えていれば、社会人になってからでも英語力は伸ばしていけるというのが持論です。むしろTOEIC対策ばかりやってもビジネスの場で使いものになる英語力は磨かれないでしょう。あの試験はあくまで英語力チェッカーだと思うのです。
調査によれば、職務で英語が必要となるのは、「聞く・話す」では「電話」を挙げる人が70.9%で最も多く、「読む」、「書く」ではEメールを90%以上の人が必要と回答した。「日本人が国際交渉を行うのに必要な英語力」について、TOEICのスコアでは、「900点以上」と回答した人が最も多く25.8%、以下「800点以上」(23.7%)、「850点以上」(19.0%)となっている。

今後10年で職務上必要となる英語の能力について、「聞く・話す」が「今より一層必要」と思う人は74.3%で、「読む」(56.1%)、「書く」(58.5%)よりも多かった。また、国際ビジネスに必要な英語力向上のための解決策としては、「学校教育でディベートやスピーチの訓練を行う体制の整備」を45.8%の人が「非常に必要」と考えており、「小学校で英語を導入し、小中高大と一貫したシステムを構築」を「非常に必要」と考える人は19.2%だった。
このアンケート結果で注目すべきことがあります。それは「小学校で英語を導入し、小中高大と一貫したシステムを構築」を「非常に必要」と感じている人が20%ほどしかいないという事実です。つまり小学校英語には大半の人が期待をしていないということです。それよりもっと高度なディベートやスピーチの訓練を求めている点が面白いと思いました。
posted by cosa at 02:39| Comment(0) | 英語資格試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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