2007年07月30日

達人の視点 #10

第10回は立教大学教授の松本茂さんです。
100メートル走のベスト記録を0.1秒縮めるための練習をしたとしよう。ふだんあまり運動していない人は真剣に練習をするだけで、記録はすぐに縮まる。しかし日本記録保持者は、普通の人の何倍もの練習量をこなさないと、記録を縮めることはできない。

このことはスポーツだけでなく、英語学習にも当てはまる。つまり上級者になればなるほど、伸び率が鈍るのである。初級レベルの間は、勉強しただけの結果がすぐに出て、自分自身が英語ができるようになってきていると実感できるのに比べ、上級レベルに近づくにつれ、壁が越えられないといった状況に陥る学習者が多い。とてもイライラする。あせる。

この壁を打ち破るには、基本的には豊富な練習量しかない。つまり、英語にふれる絶対量を増やすことである。しかし、漫然と練習を増やしても、これでよいのだろうか、という疑問が頭をよぎる。こんな不安感は上級者であれば誰でも経験しているはずだ。
松本茂『速読速聴・英単語 Advanced 1000』増進会出版

今は上級者に近づいている時期なのだと自分を励まし自分を信じて、0.1秒のために日々精進したい。
posted by cosa at 02:46| Comment(0) | 達人の視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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