2007年08月15日

達人の視点 #13

第13回はジャパンタイムズ社の伊藤サムさんです。
単語の意味は文中から「つかむ」
単語の真の意味は、辞書の中にはありません。英和辞書に載っているのは「訳語」にすぎず、英英辞典にあるのは「定義」にすぎません。単語の真の意味は、文章の中にしかない抽象概念です。
伊藤サム『NEWS DIGEST Beginners VOL.1』The Japan Times

「英単語を覚えるのに最適なのは単語帳だ」「英文を大量に読む中で身につけるしかない」「英英辞典活用こそ英語学習の王道だ」「例文を何度も音読して身につけるべき」等々、語彙習得方法に関する議論は尽きません。さまざまな人が自らの経験を元に【最良の方法】について説いています。結局どんな方法が一番良いのでしょうか?

私はどんな方法も有効で有益だと信じています。英語レベルによって、その人の性格によって、目標とする英語力によって各種メソッドを使い分けるのがよいのではないかと考えます。中級以上を目指すなら英英辞典を活用できないといけないでしょう。でも初級者や受験生にとって英単語帳が短期間での語彙習得に向いています。さらには語彙学習と平行して英文をたくさん読むことで語彙の定着を図る必要があります。兎にも角にも1つの方法にこだわり過ぎてはいけないと思うのです。いろいろと試しながら、その時その時の自分にあった語彙強化の方法を模索していくしかないのではないでしょうか。

今回の伊藤サムさんの言葉は、単に英単語暗記法のついて語ってらっしゃるわけではない。言葉は生きており、意味は文脈に依拠している。このことを書き手の側から指摘して下さっている。読者側は大いに意識すべきことだと思います。
posted by cosa at 00:03| Comment(2) | 達人の視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
伊藤サムさん、数号前のCNNEEの最初のページに載ってた方ですよね。単語を覚え、そして記憶を維持していくためには、読む・聞く・書く・話すのあらゆる面で日頃からたくさんの英語に触れる必要がありますよね。cosaさん、いつも示唆に富んだ文章を紹介してくださってありがとうございます!
Posted by kazkaz at 2007年08月16日 18:30
kazkazさん、こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。

私自身は購入していないのですが、
CNN ENGLISH EXPRESS6月号に
伊藤サムさんのインタビューが載っていたようですね。

素敵な言葉を集めるのを趣味としています。
それをブログで紹介することで一人でも多くの人に
共感してもらえたら嬉しいです。
Posted by cosa at 2007年08月17日 00:21
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