2008年04月16日

達人の視点 #18

第18回は会議・放送通訳者である石黒弓美子さんです。
英語を身につける第1の秘訣は、なんと言っても学習を継続することです。当たり前のことですが、その当たり前が容易ではありません。英語は、世界の共通語、英語を駆使できれば、さまざまな国の人たちと話ができるし、視野を広げることができる、海外に行っても困らないし、お給料の良い仕事にも就けるはずだと、動機付けはさまざまですが、筆者にとっての最強のモティベーションは、こうした理屈よりも何よりも英語の面白さ、魅力を発見できたことで、それが最大のプッシュ・ファクターpush factor(学習を後押しする力)でした。「好きこそものの上手なれ」というのは、好きだからこそ上手にできるということではないと思います。好きだからこそ、大変であっても探求を継続できる、だから上手になるという意味だと思うのです。
草柳益和監修『プロが教える英語の勉強法』法学書院

英語力では月とスッポンですが、push factorは石黒さんと全く同じです。英語を学び続ける理由、それは英語の面白さ、魅力を発見できたから。それが最強のモチベーションであり、英語学習の原動力。

生徒や同僚の先生方に「英語が好きになったきっかけ」を聞かれますが、私の場合、英語の音の「かっこよさ」に惹かれたのでした。英語の成績が特別によかったわけではありません。学生時代に魅力的な先生に出会ったわけでもありません。ただ1つの単語の響きに魅せられただけ。ある歌の歌詞にあったtranquilityのかっこよさに。それから英語を英語らしく発音することが面白くなったんだと記憶しています。今では私にとって英語の魅力は音の響きだけでなく、他にもいくつか挙げられます。でもいちばん最初のきっかけはこのように些細なものだったんです。
posted by cosa at 02:51| Comment(0) | 達人の視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。