2007年05月10日

日本人の英語力

以下は2ヶ月ほど前の朝日新聞の記事です。特に英語教育に携わる方々ならすでにお読みになられたかと思います。

調査は昨年12月、学校にアンケートを実施。全国に約108万人いる公立中学3年では、約20万人が英検3級以上を取得、約16万人は学校側が「同程度以上の英語力がある」と判断し、全体で33.7%となった。約78万人いる公立高校3年では約8万人が準2級以上を取得、約14万人が同程度の力と判断され、全体の27.8%だった。
公立校中3、英検3級は3分の1 文科省「まだ少ない」
Asahi.com[2007年03月04日]

文部科学省が、中学生と高校生の英検の取得率を調査し、彼らの英語力を把握するとともに、「『英語が使える日本人』の育成のための行動計画」で示した目標の達成具合を検証していることは評価に値します。公表数値をもとに大雑把な計算をしてみると、中学3年生で英検3級取得しているものが18〜19%、高校生で英検準2級を取得している者が10%程度ということになります。しかし日本英語検定協会の公表データをみてみると…。
【2006年度】合計 学生別受験状況
中学生 英検3級  対志願者合格率 59.5%(0.595=272328÷457621)
高校生 英検準2級 対志願者合格率 36.0%(0.36=106380÷294907)

英語の資格をとってやろうという意欲的な学生たちが合格する割合がこれですね。そう考えると、高校生の準2級の合格率はひどいものだ。

英検は数年ごとに出題形式のマイナーチェンジを行っています。また「英検サンプルテスト」を定期的に実施して、問題の質を確認しています。こうした時代に即した英語力の測定を目指している姿勢は本当にすばらしい。3級以上では面接試験があるにもかかわらず、検定料は良心的。英検はもっと評価されていい英語試験です。TOEICには大学生・社会人のシェアをだいぶ奪われているようです。しかし、Reading, Speaking, Listening, Writingの4技能をバランスよく出題している英検はとても評価できます。

英語教師の方々には自己の英語力を磨くためにも、年に1回は公費で英検を受けられるようにしたらどうでしょうか?勉強する先生には生徒もついていきますよ。そしたら日本人の英語力はすごく上がっていく気がする。
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2007年04月30日

英検1級へ

短期目標(short-term aim)として英検1級合格を目指しています。2年以内は達成するつもりでいます。最近では2006年第3回を受験しましたが、一次試験で4点足りませんでした。合格ラインはだいたい7割が目安だと思いますが、【語彙】【読解】【リスニング】セクションではぎりぎり7割を達成しています。しかし【作文】がまったくダメです。28点中14点しかとれていません。長文を満点取れるようにすれば合格点に達するはずなので、そこに注力したいと思っています。今後の受験した際には、自己採点や感想を書いていきたいです。また、英検1級に向けた学習記録を定期的につけていきますので、一言でも助言、励ましなどがいただけるとうれしいです。

さて最近の英検1級の難易度をさまざまな角度からご紹介いたします。
まずTOEICスコアと英検1級の関係について。「2005 TOEIC DATA ANALYSIS」によれば以下のようになります。

実用英技能検定(英検)取得級別平均スコア
1級940 準1級768 2級539

種類の異なるテストですから、単純な比較は避けるべきですが、1つの目安にはなるでしょう。

次の英検1級の合格率。近年は高くなっているように思います。日本英語検定協会の「英検受験状況」を見てみましょう。

2006年度合計 対志願者合格率
1級10.2% 準1級14.3% 2級22%

昔に比べて各級とも合格率は上がっているようですが、英検1級とはどれくらいのレベルの試験なのでしょうか。ここで専門家の見解を拝借します。英語学校Aquaries school of communication代表の、Ichyこと植田一三氏によれば、いまでも英検1級はステイタスであるとおしゃっています。

1.英語教員の6%しかパスしない英検1級!
2.一流大企業勤務の0.3%しかパスしない英検1級!
3.合格者の平均がTOEIC950点を越える英検1級!

さらにCELニュースレター英語ソリューションズのニューズレター記事より英検1級について次のように述べられています。

英検1級は「読む、聴く、書く、話す」英語の総合力を測る最高レベルの英語能力判定試験として、ますます「良い試験」となり、資格の価値もより一層国内外で高まり、認められるようになってきております。
その証左として、以下のような事実があげられます。

1)2006年度より、英検1級保有者は、通訳ガイド国家試験の1次英語筆記試験が免除されることになりました。
2)社員の英語力判定基準として、TOEICに代わって、再度英検を採用する大手企業が出てきています。
3)アメリカを中心に、海外の大学の入学判定の際の英語力証明資格として、英検を採用する大学が過去2年間で激増しています。(2006年6月現在186校)

これだけ調べてみても、わかったようなわからないような。。。合格できたときにようやく英検1級の壁の高さを実感するのでしょう。早くそれをわかる英語力を身につけたいものです?
posted by cosa at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語資格試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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