2007年06月15日

達人の視点 #1

「達人の視点」と題して、英語学習法を語っていきたいと思います。これまでに私が読んできた本の中から、語学の達人たちのエッセンスを抽出して紹介していきます。英語学習のヒントを1つでも多く持ちかえって頂ければ幸いです。

第1回は東京大学准教授の斉藤兆史さんです。
このようにして、知らない単語がでてくるたびに、必要な情報を単語帳に書き写していく。以前調べたにもかかわらず忘れてしまった単語も、また同じように辞書を引いて、同じように必要な情報を書き写しておく。…もちろん、一度覚えたと思って確認印をつけても、単語の意味などそうそう頭のなかにきちょんと残るものではない。たいがいの場合は、片っ端から忘れていく。そうしたら、まったく同じ単語、まったく同じ語義をあらためて単語帳に書き記せばいい。そのうち体が覚える。そして、じつは単語帳をつくることの本当の意味は、単に語義を目で確認するだけではなく、手を動かすことによって体に練り込むことにある。
斉藤兆史『英語達人塾』中公新書

単語帳は自分でつくるものです。市販の単語帳は専門家が膨大な試験データを分析して作ったものですから、優れていて当然です。効率を求めるならばその選択もありでしょう。しかし、単語帳は自分で作っていく過程そのものに意味があるのだし、長い月日を経て成長していく「マイ単語帳」は一生の財産になりうると思います。大学受験をされる方などは市販の単語帳と自作単語帳を併用されるといいかもしれません。レイアウトや書き写すべき情報などは市販のものを真似してみるのも手ですね。ただし、例文等は最新の辞書が断然優れています。面倒かもしれませんが、辞書を引く作業と最適な意味を探し出す作業。これらもまた英語力を高めてくれる大事なプロセスなのです。
posted by cosa at 03:00| Comment(0) | 達人の視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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